3年で別ウイルスに変身 香港風邪で分析

1968年に大流行したインフルエンザ(香港風邪)のウイルス(H3N2型)は、3年後には遺伝子が入れ替わり、同じH3N2型でも別のウイルスになったことが、静岡県立大薬学部の鈴木康夫教授らの研究で分かった。

29日から大阪市で開かれる日本薬学会で発表する。
 
インフルエンザウイルスは、別株のウイルスと遺伝子が入れ替わる再集合という現象で変異する。

同教授らは、ウイルス表面にあるNAというタンパク質が酸性の環境で安定しているかどうかを分析し、変異を調べた。
 
香港風邪の出現前に流行したインフルエンザウイルス(H2N2型)は、株によって安定型のNAと不安定型が混在していた。

68年の香港風邪ウイルスは、このうち安定型のNAを引き継いでいた。

ところが、71年以降のH3N2型ウイルスでは、もう一方の不安定型のNAに入れ替わっていたことが分かった。
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by horai_japan | 2004-03-28 03:07 | 医療ニュース
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