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新型肺炎の感染防ぐ抗体物質、米研究チームが発見

新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の感染を防ぐ人間の抗体物質を、米ハーバード大付属ダナ・ファーバーがん研究所などの研究チームが発見し、2日の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

SARSのワクチン、治療薬は未開発だが、研究チームは、この抗体物質が有力候補になるとしている。

SARSウイルスの表面には、感染する相手の細胞に取りつく際に働くカギ状のたんぱく質(s1)がある。
研究チームが見つけた抗体物質は、s1たんぱく質に結合して、その働きを抑制するという。

同研究所は、約270億種類の人間の抗体物質を保存している。

研究チームは、s1たんぱく質にさまざまな抗体物質を注いで、s1たんぱく質に反応する8つの抗体物質を選定。
これを人間の培養細胞を使って調べたところ、この抗体物質1種類が、ウイルス感染を強力に防ぐことを確かめた。


つまり270億分の1。まぁまぁだね。



医薬品ができるまで
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9874/

by horai_japan | 2004-02-03 21:29 | 医療ニュース
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