2004年 09月 20日 ( 1 )

ゲノム利用薬で指針策定へ 厚労省、倫理や安全に配慮

患者個人のゲノム(全遺伝情報)を利用し効果が高く副作用が少ない薬を作る「ゲノム創薬」で、厚生労働省は19日までに、遺伝情報の扱いや臨床試験(治験)の際の安全性に関する指針を策定することを決めた。
 
ゲノム利用薬は、究極のプライバシーといわれる遺伝情報を基にしている上、ゲノムと薬効の関連が完全に解明されておらず、研究開発を推進する上で、倫理面や安全性への一層の配慮が必要となるため。
 
同省は、来年度までに専門家らによる検討会の設置を計画。年内にも、こうした薬作りの治験の実態調査に乗り出す。
 
薬の効き目や副作用は、遺伝子の違いで合成される代謝酵素やその他の結合タンパク質が異なるため、個人差がある。
 

患者のゲノムを調べて新薬を作ったり、ゲノムの特徴をつかんだ上で処方したりすれば、効果がある人にだけ投薬して無駄な服薬を防げ、副作用も避けられる。
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by horai_japan | 2004-09-20 05:06 | 医療ニュース