北京:新たにSARS感染例を確認、症状は安定

中国衛生部が1日に発表した新型肺炎SARSの感染情況の中で、北京市において新たに1人の感染例患者が見つかった件について、この感染例患者の症状は安定しているという。またそのほかの地域における感染例あるいは疑い例は確認されていない。1日付で中国新聞社が伝えた。

今回確認された感染例患者は22日に入院、23日には疑い例と診断されていた。北京市では専門家グループによる検査の結果、感染例として確認された。この患者の接触者に対してもメディカルチェックを行っているが、今のところ異常を訴える人は見られないという。

今回の一連のSARS感染において、北京で感染例が確認されたのはこれで4人目。そのほかの3人の症状について、初めて確認された患者はすでに15日間平温が続いており、2人目も症状安定、3人目は病状悪化が伝えられていたが、すでに好転しているという。それら接触者の中で、すでに65人がメディカルチェックから解除されている。


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# by horai_japan | 2004-05-02 10:40 | 医療ニュース

カルベノキソロンに脳機能を向上する効果見つかる

かつて胃潰瘍の治療に利用されていたカルベノキソロンに、高齢者の脳の働きを増進する効果があるかも知れないという。

英エジンバラ大学の研究グループが、52歳から75歳までの男性22人に対し行った研究で明らかになったもので、6週間の投与で記憶や言語能力が向上したことがわかった。

学術誌“全米科学アカデミー会報”で報告された。

カルベノキソロンは甘草から抽出される薬剤で、11β?ヒドロキシステロイド脱水素酵素タイプ1と呼ばれる化学物質を抑制することがわかっている。



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# by horai_japan | 2004-04-07 22:40 | 医療ニュース

<肺がん手術>5年生存率、病院で大差

肺がん手術から5年後の患者の生存率(5年生存率)に病院間で大きな格差があることが、全国の主要な病院を対象にした毎日新聞の調査で分かった。

がんの進行度で分けた七つの「病期」すべてで大きな差があり、早期の「1B」期では5年生存率9割以上の病院がある一方で、4割以下の所があった。
患者の条件の違いに加え、技量の差が影響しているとみられるが、治療成績はほとんど公開されず、格差の原因を調べるシステムもない。
成績公開と格差縮小を進める公的な体制づくりが求められそうだ。

調査は、日本肺癌(がん)学会と日本呼吸器外科学会が01年、肺がん手術(94年実施分)の5年生存率などを全国集計(全国平均のみ公表)した際に対象とした302施設に実施。
同調査の94年を含む94~96年の3年間などの期間で、肺がん手術数と5年後の生存者数、死亡者数、生死不明者数、5年生存率を尋ねるアンケート用紙を送り、110施設(36%)から回答を得た。
分析は京都大病院探索医療センター検証部(福島雅典教授)に依頼した。

このうち94~96年手術分で、病理検査に基づく病期ごとに手術数が10人以上の病院でみると、最も早期の「1A」期の場合、5年生存率は高い所で約9割に達するが、最低は約6割。進行した「3A」期でも、最高は約6割で最低は1割未満だった。

福島教授は「この種の大規模調査は世界的にも極めて貴重。調査では、日本の肺がんの平均治療成績が世界のトップだと分かるが、施設間でこれほどの差があるのは問題だ。年齢差など患者側の条件だけで差がつくとは考えにくく、治療内容の差が影響している可能性が高い。患者から考えれば、原因を調べて克服してもらわなければならない」と話す。

さらに「治療成績はインフォームド・コンセント(十分な説明に基づく同意)に欠かせない情報でもあり、公開を進めることが重要だ」と指摘する。

 ■ことば(肺がん) 日本で最も死亡者の多いがんで、02年は約5万6000人が死亡した。治療法には手術、抗がん剤、放射線があり、各治療を合わせた患者全体の5年生存率は30%程度とされる。日本肺癌学会は、がんの大きさや転移の状況などにより、進行程度を1A期から4期まで七つに分類している。数字が大きくなるほど治りにくくなる。同学会は、男性の肺がんの70%、女性の15%はたばこが原因だと推測している。


毎日新聞の全国調査で肺がん手術の5年生存率に、同じ進行程度でも病院によって50ポイント前後も差があった。
背景には患者の年齢、他の病気の有無などの違いに加え、病院間の力量の差があるとみられる。
数字の低い病院の医療が劣ると決めつけはできないが、患者が納得できる説明が求められる。

肺がんの手術法はさまざまだ。
切り取る範囲だけでも、片肺全体や片肺の半分などいろいろある。
転移の恐れがあるリンパ節を、どの範囲まで取るかも諸説ある。
抗がん剤や放射線も手術前に使う、後で使う、使わない、などばらばらだ。
手術の技量も医師によって違う。

これでは差が出るのは当然だろう。

それでも従来、治療成績を公開する病院は少なく、最善の方法を決める試みもあまりなかった。「医学会は医師の利益団体でもある。お互いの不利益になることはしにくい」(ある専門医)という、かばい合いの精神が強かった。

しかし兵庫県立成人病センターの岡田守人・呼吸器外科医長は「患者は成績に注目してほしいし、病院は成績を公開して競い合うべきだ」と話す。
最近はこうした医師も増えてきた。今回の調査に100を超える病院が回答を寄せたのもその表れだろう。

課題は多い。より公平な比較のための学術的基盤作りや、各施設の成績を継続的に調査・比較するシステムの確立などだ。それらにかかるコストの問題もある。

しかし、現状は病院選びで生死が左右され、事実上、選ぶための客観的な情報もない。これを放置してよいはずがない。

専門学会と政府は公開と格差縮小実現を目指し、協力して課題を解決するべきだ。





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# by horai_japan | 2004-04-04 19:16 | 医療ニュース

田辺製薬、大衆薬事業を縮小

大衆薬担当の営業員を3割削減し、営業戦略をドリンク剤など四品目に集中する。

赤字が続く大衆薬事業の黒字化を急ぐとともに、人員シフトで主力の医療用医薬品事業を強化する。

4月1日付で大衆薬を担当するヘルスケア事業部の人員を現在の77人から51人に削減する。

営業員が中心で、主に医療用医薬品の医薬情報担当者(MR)などに配置転換する。

同事業部の人員は01年度には100人を超えていた。



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# by horai_japan | 2004-03-30 05:00 | 医療ニュース

3年で別ウイルスに変身 香港風邪で分析

1968年に大流行したインフルエンザ(香港風邪)のウイルス(H3N2型)は、3年後には遺伝子が入れ替わり、同じH3N2型でも別のウイルスになったことが、静岡県立大薬学部の鈴木康夫教授らの研究で分かった。

29日から大阪市で開かれる日本薬学会で発表する。
 
インフルエンザウイルスは、別株のウイルスと遺伝子が入れ替わる再集合という現象で変異する。

同教授らは、ウイルス表面にあるNAというタンパク質が酸性の環境で安定しているかどうかを分析し、変異を調べた。
 
香港風邪の出現前に流行したインフルエンザウイルス(H2N2型)は、株によって安定型のNAと不安定型が混在していた。

68年の香港風邪ウイルスは、このうち安定型のNAを引き継いでいた。

ところが、71年以降のH3N2型ウイルスでは、もう一方の不安定型のNAに入れ替わっていたことが分かった。
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# by horai_japan | 2004-03-28 03:07 | 医療ニュース